長編物語『風と共に去りぬ』は映画より本が絶対おすすめ

映画『風と共に去りぬ』は20代の初めにビデオレンタルで観て衝撃を受け、それからというものお盆や年末年始といった長期休暇を利用して何度も自宅で鑑賞していきました。

年齢と共に受ける印象が異なりますし、アメリカの南北戦争という歴史自体の知識も増すことによって物語をより深くできるようになってきたので、観るごとに違う感想を抱いてきました。

2年前のある日、「ほんとに好きだね、その映画」と言った妻の手には私への誕生日プレゼントとして『風と共に去りぬ』全5巻が!「本の方が面白いらしいよ」と思いもよらぬ嬉しいプレゼントをしてくれたのです。

その夜からさっそく就寝前の読書を楽しんだのですが、映画では表現されていなかった細かな時代背景やヒロインの心情の変化などが詳しく描かれており、映画のワンシーンを思い出しながら、また自分で情景を想像しながらどんどん惹きこまれていきました。

次の日早いから寝なければと頭では理解しているものの、ストーリーの面白さに「あと1ページ」「この章の終わりまで」と読むことを止められず。

小さな頃から読書は決して嫌いではありませんでしたが、時間を忘れてこれほどまでに没頭できる作品に出会ったのは人生で初めてでした。

車通勤なので読書は就寝前に限られていましたが、5巻を10日間で読破。読み切った時の感動と清々しさは何物にも代えがたいものでした。

与えられた映像を気楽に楽しめるという意味では、映画は確かに偉大な娯楽です。しかし一方で、「自分だけの想像の世界に浸る」という意味では本に勝るものは無いでしょう。

楽して何でも手に入る現代においても、読書という自ら能動的に行う行為の楽しさや感動は決して失われてはいけないものだと改めて感じました。漫画を高く売る大作戦!